2017.06.02

AI面接などが話題になっている。背景には未熟な面接官による本来は採るべき人を不採用としたり。逆のケースで採用したり。人間だから好き嫌いの感情が採否に影響しないとも限らない。所詮人間の見る目なんてあてにならいということ。とはいえ面接で本来の自分を出せずに不採用となる人も多い。そこで面接現場でどのようなやりとりが行われているのか探ってみた

    

将来の仕事設計図が曖昧

面接で行き詰まるパターンはいくつもある。その中で最も多い「将来どのような仕事に取り組みたいのか」という質問。2〜3年のことは答えられてもその先の将来について明確に答えられる人は少ない。ましてや5年先10年先がどうなるか分からない時代だから当然でもある。面接菅からみられているのはキャリア設計をちゃんと考えているかは重要な要素。大事なのはどのようにキャリアステップを踏んでいくかということ。何も将来は部長になって、管理職になって、経営に加わりたいというような模範解答を求めているのではない。今携わっている仕事を突き詰めて行きたいのか、今の仕事をベースに裾野を広げていきたいのか考えをまとめておくことが大事である。

将来について先輩や上司から事あるごとに自己啓発の大事さを諭されているものの、ほとんどは目の前の仕事をこなしているのが現状。仕事のできる人でも「将来はどうなっていたい」という問いかけにうまく答える事ができない。
弊社に来られる方と話していると、表現がまずいだけで決して考えていない事はないという事がよく分かる。

文章でまとめてみるのは大事

そこで本人と詰めるのは業界にこだわるのか、今の仕事を突き詰めていくとどうなるのかを図に描いて共に考えていく。そうする事で漠然としていた未来があるていどカタチとして描けるようになっていく。奥底にあった考えが言葉として出てくることにより、スペシャリストとして仕事力を磨いていくのか、思い切って起業家して道を切り拓いていくのか自分の考えが次第とまとまってくる。鮮明になってきた思いを文章にすることによって自分の言葉としてまとめる事ができる。自信をもって言葉に表現できるようになれば「将来はどのようにお考えですか」という質問にも自信を持って対応できるようになるという事。

考えている事を言葉に変換できる習慣に

ここでのポイントは、自分の考えがブレずにいる人はほんの少数である事。ほとんどの人はここが疎かになっているために「将来どのようになっていきたいですか」という問いに対して、「社会貢献の出来る仕事に就きたい」とか、「人々の喜ぶ顔がみたいと」とか陳腐な受け答え方をしてしまう人が多い。

上手に喋ろうとしなくていい

喋り方が多少下手でも自分の考えを地に着いた言葉で伝えることができれば相手の心に響く。うわべだけで上手に語ろうとする人よりはるかに伝わる。多くの人を面接している面接官には「この人は自分の考えを自分の言葉で語っているか」「この人は誰かの受け売りで語っているか」は分かる。仕事や生活面において日常から考える習慣がある人であれば採用した後のプラスのイメージが雇用する側に描けるはずだから。

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