2017.08.05

前回は学生時代優秀であった(思われていた)彼が入社後うまくいかず休職してるという話だった。何故そのようになったのかをあげたが、逆にあまり目立たなかったタイプが活躍しているということを聞いて周りはまたビックリ!なんで?という疑問で追ってみた。

学生時代にぱっとしなかった人が会社で輝いている

 今回は先日紹介した優秀だと思われていた彼とは反対の話です。勉強はいまひとつ、成績は後ろから数えた方が早い、スポーツもやっていなかった、学生時代はパッとしない学生だった彼が、いまは仕事をバリバリこなしているのです。久しぶりに学校を訪ねてきてくれた彼の変わりように先生は驚き、あるいは不思議がります。
「へえ、化けるもんだねぇ」
「あのお前がどうして?」
 彼は、ある会社に入社して3年目ですが、営業マンとしての成績は常にトップクラスでした。職場内での評判も良く、同期の間で高く評価されているようです。そうした実績や周りの評価が買われて商品開発という花形部署へ異動になり、いまは全社的に責任のある仕事を任されているのだそうです。

謙虚な姿勢が評価され

 彼は学生時代、社会に出てからのことを自分なりに考えていました。
「勉強したほうじゃないし、何かをやってきたわけでもない。採ってくれる会社があれば、そこでまず、仕事を覚えよう」

素直さ、謙虚さを持ち合わせている

 そんな気持ちで入社していますから、下働きでもなんでも一生懸命に取り組みました。与えられた仕事は着実にこなし、さらに、その仕事に自分なりの工夫を凝らしました。手間のかからない単純作業は標準化し時間を短縮する、手間のかかる仕事はどの時間帯にやるかを考えてから対処する、など仕事に応じて工夫を重ねました。そして、謙虚な気持ちで仕事に取り組んでいった結果、時間管理のノウハウ、優先順位のつけかたを、誰から教わるでもなく身につけていったのです。これらは、企業では研修を通じて教えていくほど大切なものです。それが身についていれば難なく仕事はこなせますし、身についていなければ苦労することになります。彼は、仕事で自然とそれを体得したのです。また、何をやるにつけても覚えることに素直で、他人が嫌がるような雑用も、いやな顔一つせず淡々とこなしていった結果、彼の素直で真摯な姿勢に、自然と好感を持たれるようになり、仕事ぶりと働く姿勢において、周りから認められる社会人に成長できたのです。

 彼がいまの場所で成功した秘訣は、自分の立つべき位置を自覚したところです。就職先を考えたときも、いままでの自分を振り返り、大企業や人気企業は厳しいだろう、そういう企業を目指すにはあまりにも楽をして生きてきたからまず無理だろうと、はなから割り切っています。実はこういった考え方ができる人は稀です。なぜなら、周りに流されて楽な生き方をしている人がほとんどなのに、皆それに気づいていないからです。彼の成功のポイントは、まず、自分が力を発揮できる会社を見つけたことにあったのです。

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