2017.07.25

転職活動で最も緊張するのは面接。はじめての転職となれば不安になるのは当然。そこで大事なことは事前準備。何を事前準備すればいいか。業界研究や企業研究の進め方、納得感のある志望動機、魅力的な自己PRの作り方などまずは自分で考え整理する。初心者が悩みがちな完璧に準備して面接に臨めば、思わぬ失敗も防げるはず!

事前準備のポイントがずれてないか?

面接に臨む場合、まず必ず準備することは以下の3点。
・今までのキャリアを整理してみる
・その上で何ができるのか。やりたいのか。
・これから応募する会社の職種理解
面接はある意味自分を売り込む商談の場と考える。相手が求めているニーズに合わせた商品であることを伝えることが出来なければ、商談が成立することはない。相手はあなたの経験を見ながら自社に商品を購入した場合(入社)即戦力として活躍してくれるかを基準に見ている。「入社したら組織に良い影響をもたらすだろうか」、「腰を据えてじっくり長く働いてくれるか」など。

ここの点がズレていると闇雲に準備をしても、無駄な作業となってしまう。どんな面接でも必要な基礎を作ることが大事。この事前準備をきちんと行うことで合格率が大きく変わってくるので是非時間をかけて準備してみよう。

志望理由と自己PRの整理

例えばここでプログラマとしての経験があるとする。
【詳細設計までの開発経験を持っている方が、上流工程のできる企業への転職をするケース】
学生時代からIT系のシステムに興味があり、今の会社に入社。プログラマとしてスタート。少しずつ担当できる業務範囲を広がり、現在は詳細設計から開発まで周りを巻き込んで開発を行なうべく取り組んでおり、開発チームリーダーを担当するようになった。

今後も自身のスキルアップを続けたいと考えているが、基本設計以上の業務に就くことが出来るかはプロジェクト次第。このままでは自身の成長が鈍化してしまうのではという思いから転職を決意。上流工程のできる企業を探しており、自社でシステム開発を行っているような会社であればと考えている。社員教育に力を入れている会社であれば、今後の自分の成長を叶えることができると魅力を感じる。

また、競合企業と比べても、高品質の技術力を持ち、ユーザーの信頼も厚いということも、得られることが多いのではと考えている。そんな職場環境で、スキルを磨き、将来においてはマネジメント業務に携われ、後輩を育て、チームとして動かす経験を積み、PM(プレイングマネージャ)として責任ある職位に就きたいと考えている。

ストーリ作成のコツ

具体的に挙げた強みを証明することができれば、より説得力のあるストーリーを作ることができる。

どんな成果が出たのか。
例えば開発工数10%削減。新規プロジェクトにおける顧客からの指名。チームリーダーに任命…など)

なぜその施策に取り組んだのか。
例えば開発工数が膨らみ、業務効率化の必要があったため。若手メンバーが多く率先して組織を牽引する必要があった。

具体的に工夫したことは何か
例えばテストフェーズにおける元データ加工のツール作成。チーム内での情報共有の徹底、ガントチャートの徹底利用。

ここで裏付けとなるストーリーが自分の中で整理されているか。今まで手がけてきた実績を羅列で示すだけでなく、今までの経験であなた自身がどのように成長してきたかということ、その実績が面接する会社でさらに発展していけそうかということをストリー仕立てで説明することできれば相手は(会社)は採用後のイメージができる。

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