2017.05.15


就活、転職に限らず地元で働きたいという地元志向の方と多く出会います。そういう人にとって地方で働く先というのは受け入れ先となる企業は限られており、業界や職種で譲歩しなくてはならない状況になります。例えばメーカーの開発、研究職、特許、企画系、広報、ITの上流工程、インフラなどの職種は数少なく狭き門です。関東へ目を向ければすぐに内定をもらえるであろうキャリアのある方でも就きたい職種にこだわるのであれば活動も長期化する傾向にあります。

家庭の事情でUターンを考えられている方であれば少なくとも1年前から地元の仕事内容や希望される業界を情報収集していきたいものですが現実は急に起こった家庭の事情などにより転職活動を余儀なくされることもあります。

その時に考えたいのは「目の前の帰らなければならない事情」が生じた時に今の仕事を辞めてUターンしなければということに対して冷静に判断を仰げる相談者がいるかを考える必要があります。

原因発生→Uターンの焦り→退職→帰省→地元で求職活動→見つかるまで派遣→というパターンで苦労知するということを避けるためにです。地元の友人、先輩、学校関係などのネットワークを使っての情報収集も働ける情報は以外と入りにくいのが実情です。

今勤めている会社へ相談してみるのも一つの手なのですが以外となされていません。上司、人事に相談すれば道が開けるということも。場合によっては原因が解決した時に復職という道も残せるかもしれません。(その方の普段の働きぶりや高い評価を得ているということにもよりますが)

・今勤めている会社の上司・人事に相談してみる。
・今の会社の取引先などの支店系列で求人の枠がないか調べてもらう。
・Uターン事情が一時的なものなのか継続し続くものなのかを考えてみる

地方で勤務場合に考慮しなければならないことは、収入が大幅に下がるという実情も知っておくことです。関東系列の会社ではさほどのダウンはないでしょうが、地元企業の場合は給与が20%〜30%下がったところが相場となります。勿論住居など生活費なども安くなるので生活環境はむしろ関東に比べると向上するかもしれません。

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